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「藤徳物産」を知ろう

仕事を知ろう!

物流の効率化

卸売業が存在しない場合の流通の図1
図1

卸売業は物流の効率化によって流通コストの削減を図ってきました。
図1の食品流通では卸売業が存在しません。
メーカーは商品を各小売業に自ら配送しなければならず、物流コストが大きな負担となります。また、小売業もメーカー各社から商品を仕入れなければならず、店舗には異なる時間に各メーカーからトラックに乗せられた商品が届きます。これでは荷受の際に大変不便で非効率的です。入荷時の検品人員の確保や代金決済もメーカーごとに行わなければならず、業務的・人員的に大きな負担になります。
そこで、メーカー・小売業の負担を軽減するために中間に卸売業が存在することで物流の効率化が図られます。

卸売業が介在する場合の流通の図2
図2

図2のように、卸売業が介在することによって、メーカーは小売業からの発注商品を卸売業へ一度に輸送できますし、小売業も仕入業務が卸売業との1回で済み、商品の入荷も1回で済みます。
卸売業はメーカーから納品された商品を自社のセンターで各店舗ごとに小分けし、各店舗ごとに配送ルートを設定し、必要な時間に必要な数量だけをお届けすることが可能になります。
また、小売業も時間や輸送費用も少なくなり効率的な作業が可能になります。
このように卸売業が物流の効率化を実現することにより、物流コストの削減につながり、消費者により安い価格で商品を提供することが可能になります。

以上は食品卸の代表的な機能ですが、現在では他業種(大手小売業の自社センター・運送会社)も同様の機能を持つようになっています。
このため卸売業では、もう一歩踏み込んだ新しい形態のセンターを運営することで、物流機能の付加価値を提供しています。

物流センターを構築した場合の流通の図3
図3

それが図3のような物流形態です。
お得意先である小売業に特化した物流センターを構築し、運営することで自社帳合の商品だけでなく、他社卸売業帳合の商品も一括して配送することが可能となっています。
納品を集約化し、商品を一括納品する物流センターの運営をすることで、お店のローコスト運営にも貢献しています。

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